日系企業との比較

日本にいながら外資系転職 外資系企業へ転職するのであれば、日系企業との違いを知っておくのが、得策かもしれません。
両者にはメリットもデメリットもあり、大事なことは、自分に適切か否かということです。
ならば、外資系企業の特長には、どのようなものがあるのでしょうか?
まず、成果主義を挙げることができます。
これは、スキルに応じて評価を下すということです。
日系企業であれば、勤続年数が多いほど、出世するシステムがあります。
年功序列が該当し、概ね年配の人が上司ということです。
しかし、外資系企業の場合、スキルで判断するため、若い人でも課長や部長相当の地位に就くことができます。
実力で這い上がった物語が多いのは、外資系企業特有かもしれません。
もっとも、今では日系企業でも、若い人が出世するスピードもアップしているようです。
成果主義は、外資系企業ばかりではなくなっている時代でしょう。
けれども、明らかに違いが分かるのは、外資系企業の方が給与が高いという現実です。
日本の平均収入以上を稼ぐ若い人がいることも確かです。
それだけ、人材を重視しているとも言えますが、反面、投資資金で給与を賄っているケースもあります。
そうなれば、2008年秋に発生したリーマン・ショックのような金融危機によって、人事にも即影響があります。
これもまた、十分考慮しておくべきことでしょう。
また、成果主義は、別な面で見れば、結果主義でもあります。
会社の利益にならないような人材となれば、すぐに解雇となるケースもあります。
物事には、良し悪しがありますが、外資系企業であっても、そういうものでしょう。